こんにちは、Beaver’s Hive正月アドベントカレンダー企画第六弾です。
しばらく技術的な話が続いていますので今回はお正月らしい気分の上がる話題にしようと思います。今日はミュージカル音楽を聴いて気分を盛り上げましょう!! よって今回はマール王国の人形姫シリーズに登場するミュージカルをいくつか紹介します。ミュージカルに興味がなくても楽しんでいただけたら幸いです。
(ちなみにマール王国の人形姫はPS5,switch,steamで遊ぶことができます。)
日本一ソフトウェアが1998年に発売したミュージカルRPG”マール王国の人形姫”および続編の”リトルプリンセス マール王国の人形姫2″、”天使のプレゼント マール王国物語” + 派生作品から成るシリーズになります。ミュージカルRPGの名の通り、お話を進めていくと随所にミュージカル演出が挿入されてゲームを盛り上げてくれます。
RPGが苦手な人でもクリアできるように作られているので3作品とも基本的には簡単です。ただし、天使のプレゼント マール王国物語だけはレベル9999まで上げることができたりモンスター配合のシステムがあったりと、続く日本一ソフトウェア製RPGのやりこみシステムの片鱗が見えている作品となっています。せっかくなので配合システムで作ったモンスターを紹介して曲紹介に移ろうと思います。
(いろいろルールはありますが画像右上のまほうぞくせいという数値をそれぞれ4に近づけた方が強くなります。システム的に特定の属性のモンスターしかオール4にできないので一部は3で妥協しています。)
去年発売した25周年アニバーサリーコレクションに収録されていた3部作を実際にプレイした筆者による紹介になります。また動画は日本一ソフトウェア公式からyoutubeに上がっているリンクを張ります。
・いつか会える、きっと会える(マール王国の人形姫)
個人的に一番好きです。ゲーム本編には登場せず、タイトル画面でしばらく待つと聴けるミュージカルです。掛け合いとともに主人公がどういう子なのかや相棒との関係性を知ることができるお手本のようなミュージカルではないかと思います。
・カルカンスキー家とバケネコフ家 (リトルプリンセス マール王国の人形姫2)
ゲーム中の劇の劇中歌という立ち位置のミュージカルです。悪役の手下の雑魚軍団が組織の内部事情的なことを歌います。ストーリー的にも多少重要な内容です。
・女は行動力(天使のプレゼント マール王国物語)
3作目冒頭の曲です。ライバルのお嬢様的存在のキャラクターが登場します。にぎやかな曲なので気分が盛り上がります。それぞれのキャラクターが何のために冒険しているのか語られます。主人公=恋, 相棒=夢, ライバル=明日を求めて冒険しているようですね。歌詞だけ見るとライバルの方が主人公っぽいです。あとタイトルは今の時代に合っていないですがこの文言はゲーム中で多用される重要ワードだったりします。
・歩いていこう コンテストバージョン(マール王国の人形姫)
序盤の締めとして挿入されるミュージカルです。単体ではあまり盛り上がる曲ではないですが、本編のストーリー込みで印象に残る曲です。おそらく派生曲が最も多い曲です。
・美味しいソフトクリームの作り方(リトルプリンセス マール王国の人形姫2)
悪役が歌うミュージカルです。ストーリー的にはそこまで重要ではなく公式から曲も公開されていないですが何回か聞きたくなる中毒性はあります。気になる人は実際にプレイしてみよう!
先ほど紹介した”いつか会える、きっと会える(マール王国の人形姫)”の冒頭に以下の歌詞があります。
-あなたはいったい誰なの?
これは誰に向かって言っているのか日本語では分かりづらいですがsteamの方に英語バージョンが挙がっていましたので歌詞を見てみました。
steam URLリンク : https://store.steampowered.com/app/1866430/_/
-I Know that you’re out there and I’m waiting for you.
音楽に合わせてwaiting for youと口ずさみたくなりますね。和訳すると”あなたがそこにいることを知っている。そして私はあなたを待っている”でしょうか?この後に自己紹介が始まるので主人公はまだ見ぬ王子様に対して歌っていると考えます。
というか英語版は曲の最後に相棒とYeahという掛け声を発しているのですね。相棒感がより出ていてこっちはこっちでいい曲です。
ミュージカルRPGに興味を持たれた方はぜひ購入して楽しんでみてください。というかそもそもミュージカルRPGというジャンル自体聞かないので今後もっとはやってほしいジャンルですね。では明日に続くアドベント企画第七弾にご期待ください。
pooh