モバイルWiFiルーター(楽天モバイル等)で16台を超えて端末を接続する方法

January 07, 2023
Author(著者):
清水ノイエン内田
Rakuten Turbo
ホームルーター
中継機
接続台数制限
楽天モバイル

DHCPの上限制限

楽天モバイルやWiMAXなどのモバイル回線において、Wi-Fiを出せるモバイルWiFiルーターというものがあります。

これらのモバイルWiFiはどこでも使えて、容量もほぼ無制限でとても便利な反面、接続台数上限があります。

例えば、上の画像のRakuten WiFi Pocket 2Cでは、16台までの制限があります。

16台を超えて接続しようとしても、接続ができません。

これでは、TVやIoT機器なども含めて繋ぐような、固定回線として使うには不便です。

ただ、この制限は、モバイルWiFiルーター内のDHCPに制限が入っており、ルーター単体だとどうやっても増やすことはできません。

それを解決する方法を見つけましたので、お伝えします。

中継機

まず、中継機を用意します。

なんでもいいのですが、WiFiを拾って、有線LANに流せるようなものである必要があります。

TPLink RE200

https://amzn.to/3WSxsd8

実績があるのはこちら、TPLinkのRE200になります。

これでモバイルルーターのWiFiに接続し、有線LANにもう一台ルーターを接続します。

もう一台のルーター

こちらに関しては、私はNEC Aterm WR9500Nを使いましたが、本当になんでもいいです。

使わなくなったルーターや、amazonなどにある中古の安いルーターを買ってください。

NEC WR9500N

https://amzn.to/3VLdNuc

中継機から出ている有線LANを、このルーターのWAN側に接続し、RT(ルーター)モードで起動します重要

ここでAP(アクセスポイント)モードで起動すると、DHCPの割り当てがモバイルWiFi側になってしまうので、何も解決しません。

ただし、RTモードで起動しますが、そのままだとつながりません。

これは、DHCPの割り当てホストがモバイルWiFiとWR9500Nで192.168.0.1~となっており、重複してしまうことが原因です。

これを解決するために、WR9500Nの管理画面から、DHCP割り当てホストを192.168.100.1~に指定します。

DHCP設定

これで、モバイルWiFiから割り当たるIPと重複することがなくなるので、問題なく通信できる様になります。

まとめ

ここまでの内容をまとめると下記の図の通りです。

楽天モバイルを固定回線として使う方法

二重ルーター状態となっていますが、割り当てが被らなければ問題は(今の所)起きていないです。

ぜひ、モバイルルーターを固定回線として使いたいけど、台数制限で困っている方は参考にしてみてください。


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